拡散板は、光源の光を拡散する目的で使用される部品で、レーザープロジェクターなどの装置に組み込まれています。山村フォトニクスの拡散板は、ガラス製のため、樹脂製拡散板に比べて高い透過率を有し、また、耐光性と耐熱性に優れた製品です。独自の特殊表面加工技術によってガラス板表面に微細な凹凸加工を施し、ランダムな屈折による透過光の拡散を実現しています。
また、すべて自社工場での加工のため、お客様のご使用条件に合わせたきめ細やかな拡散角度の調整が可能となり、用途に応じた配光制御及び輝度ムラ緩和が可能です。
PRODUCTS
製品
光学部品
OPTICAL PARTS
拡散板
拡散板
製品概要
特徴
高透過率
要求仕様に応じて拡散板両面へのARコーティングが可能ですので、95%以上の透過率が得られます。
透過率仕様 95%~98%
※ガラス材質・板厚・拡散角度による
光学設計
高耐熱性
耐熱温度400℃(材質:Pyrex系)
※使用するガラス材の物性に依存します
高耐光性
ガラス製のため、樹脂製の拡散板に比べ耐光性に優れており、例えば高出力のレーザー光に長期間さらされた場合でも変色などの不良が発生しません。
カスタム設計対応
用途に応じた拡散角度および形状を設計し、ご提案致します。
拡散角度(FWHM):片面処理品 / 1~10°、両面処理品 / ~17°
形状:角型、円形、楕円、扇型など
標準サンプル
材質:ホウケイ酸ガラス
サイズ:□30mm
厚み:t0.7mm
FWHM:1°/3°/5°/10°/15°
ARコート:T>98%@445nm